2006/08/03(木)

バスで空港に向かい、早めに搭乗手続きを済ませ、待合室でぼーっと案内時刻を待つ。出発が少し遅れたけれど、今日は乗り継ぎもないので全く問題なし。オスロ空港は市街地から離れた場所にあるけど、空港連絡列車(Flytoget)は高速なのでオスロ中央駅(Oslo Sentralstatjon)までたったの20分。とりあえず駅前の宿にチェックインして、昼食の店を探すのも面倒だったので、駅構内の売店でサンドイッチを買ってきて部屋で食べる。

午後の観光を始める前に、駅前の交通案内所(Trafikanten)で明日使う予定のオスロ・パス(Oslo Pass)の24時間券を購入。そして今日はパスを使わない観光ということで、目抜き通りのカール・ヨハン通り(Karl Johansgate)をそぞろ歩き。通りに面したオスロ大聖堂(Oslo Domkirke)は現在改装中につき閉鎖のため、建物の外から見学。通りをさらに歩くと、国会議事堂(Stortinget)や国立劇場(Nationaltheatret)のある公園に出る。ギリシャ建築風のオスロ大学(Oslo Universitet)のアウラ講堂(Aula)の角を曲がって、国立美術館(Nasjonalgalleriet)に入る。入場無料だけれど、撮影は禁止。ロッカーに荷物を預けて、上階の展示室を順に回る。風景画はノルウェーだけあって、どれも切ないくらいに美しい。写実派の絵印象派の絵や彫工に写真作品もある。そしてこの美術館には、エドヴァルド・ムンク(Edward Munch)の部屋があって、かの有名な絵も展示されている。一つだけガラスで保護された絵に近寄ってみると、確かに叫んでる~! 確か「叫びちゃん」とかいうキャラクターグッズも日本にはあったっけ。後半は現代美術の抽象画が続いていたけどやっぱりよく分からない(^^;ので、これはと思う作品以外は足を止めずにざっと見るに留める。

ノルウェー王宮

通りの突き当たりは王宮(Det Kongelige Slottet)の入口になっていて、振り返るとそこそこ眺めが良い。気が付かないうちに上り坂になっていたんだね。正面にある建物の中は公開されていないけれど、裏手の公園は市民の憩いの場となっている。今日のように汗ばむ陽気の日には、木陰と水辺が気持ちいい。

ミートボール

夕食は、ガイドブックに紹介されていたカフェテリアで。ノルウェーは全ての建物が禁煙なので有難い。注文したのは名物のミートボール。ジャガイモと豆のペーストに、お好みでクランベリーのジャムを添えて(^_^) 市中の建物の写真を撮りながら、宿に帰る途中で駅構内を通ると、インターネットカフェを見付けた。メールチェックでもしようかなとIDを購入したら、日本語が表示出来なくて、言語ツールもインストール禁止になっていた(T_T) 仕方がないので掲示板にカキコしてから英語で集められる情報を入手して、店を出て宿に戻る。