2008/05/05(月)

京阪交野線

枚方で昼食を取ってから、京阪交野線に乗車。そういえば単色ワンマン運転の10000系に乗るのは初めてだったっけ。線内折り返し運転が基本だが、現在は平日の朝夕のみ本線直通列車が走っていて、朝がK特急「おりひめ」で、夕方が準急「ひこぼし」を名乗っている。これは沿線に点在する七夕関連の地名に因んで付けられているが、例えば交野線に沿って流れているのが天野川。子供の頃に何度か遊びに行っていたのだけれど、考えてみれば凄い名前なんだね。とか考えているうちに終点の私市(きさいち)に到着。

カンボク

私市も子供の頃に遠足等で度々利用していた駅である。駅から少し歩いたところに植物園があって、「私市の植物園」と呼んでいたけれど、正式名称は「大阪市立大学理学部附属植物園」である。連休中はずっと天気が良いという予報だったのに、急に気圧の谷が発生することになって朝からずっと曇っていたけれど、降ったとしても弱い雨だろうということでやって来たのである。どちらかというと地味な植物園で、春の花も一段落したところだったが、コデマリ、サンザシ、シャガ、ユリノキなど初夏の花が多く見られた。ガクアジサイのように見える花は、スイカズラ科のカンボク(肝木)。よく見ると花弁は4枚でなく5枚である。結局雨は降らなかったし、昨日までのように暑くなかったので、結果的には園内を散策するのに丁度良い天気だった。樟葉でお茶してから、夕食は大阪市内で。