2008/05/29(木)

日本語で「人参」といえば野菜のことで、薬草を言う場合は「薬用人参」や「高麗人参」と接頭語を付けて区別するけれど、中国語や韓国語で「人参」は薬草の方だけを指すのだとか。それでは野菜の方はどうなるのかといえば、中国語で「胡蘿蔔(外国の大根)」、韓国語では「唐根」とのこと。英語でも野菜の方は"carrot"だが、薬草の方は"ginseng"となっている。

フランス語の"chambre"を「部屋」として覚えていたが、実は寝室のみを指すのであって、オフィスルーム等の部屋一般は"piece"と言うらしい。個々の単語の“守備範囲”は言語によって異なるから、時々思わぬ間違いをしでかすことになる。