2009/03/09(月)

園比屋武御嶽石門

今日は雨が降らないのなら中城城跡に行くつもりだったが、一日中雨で一時強くなるとのことだったので、遠出は諦めて那覇市内で過ごすことに。ゆいレールの一日乗車券を購入して、一旦空港に出てロッカーに荷物を預けてから首里に向かう。まだ雨が降り出していなかったので、駅から首里城前まで歩く。首里城周辺の門としては二千円札の図柄にもなっている守礼門が有名であるが、世界遺産に指定されているのはその近くの園比屋武御嶽(そのひゃんうたき)石門の方であるということをごく最近知ったので、実物を確認するのが今日の目的の一つである。風景に溶け込んでいるので見た記憶があるようなないような。平日でも団体の観光客が多く通り掛かる中、道の反対側から撮影して金城の石畳道へ。こちらは6年前に訪れているが、道から外れた場所にあるアカギの古木群は見ていなかったので、今日の目的その2となった訳である。小雨が降り始めたので晴れていた前回とは違った風情となっているが、石畳の坂道は滑りやすくなっているので慎重に歩く。道の途中から案内に従って住宅地の奥に進むと、鬱蒼とした森の中に巨大なアカギが現れる。樹齢200年以上の木が6本あり、天然記念物に指定されているとのこと。石畳道の一番下まで降りてから首里城前に戻ると雨は本降りとなってきたので、そのまま寄り道をせず駅に向かう。

しむじょう

モノレールに乗って2つ目の市立病院前で下車。ホームのベンチで時間調整してから、向かい側に見えている末広公園の方に向かうが、地形の都合上(?)谷底に下りてから、坂を上ることになる。目的地までは大した距離ではないはずだが、ガイドブックの地図だと正確な道順が判らなかったりする。大雨で道に迷うと悲惨なことになるが、わりとすぐ見付かったので事前情報通りに最後の階段を上ってから左に曲がり、「しむじょう」に辿り着く。古い建物を利用した沖縄そばの店で、晴れていればテラス席からの眺めが素晴らしいのだろうけど、この天気なので中に入ってそばとジューシーのセットメニューを注文して、雨の音を聞きながら食べる。ジーマミー豆腐は手作りで、餅のような食感に驚く。

帰りは県庁前で下車して「パレットくもじ」の書店に立ち寄る。外は土砂降りを通り越してバケツをひっくり返したような状態になっていたが、駅からの歩道橋は屋根が続いていたので傘を開く必要はなかった。空港に戻って2階の売店で買い物をしてから、1階でいつもの紅芋アイスぜんざいを注文。3階で手荷物を預けた後、2階の手荷物検査場を通ってラウンジで時間待ち。20分前に搭乗ゲートに向かうと、ピカチュウジャンボが停まっていた。今回はプレミアムクラスに変更出来たので、プレミアムデリとシャンパンとアールグレイで極楽。出発が遅れても追い風で定刻通りの到着となったが、荷物を待っているうちにつくばゆきのバスに間に合わなくなったので、ダイヤホールを避けるため浜松町の書店に寄ってから区間快速で帰宅。