2009/09/21(月)

朝6時過ぎに宿を出て、タクシーで空港に向かう。当初はもっと遅い便を予約していたのだけど、スケジュール変更でかなり早い便に振替えになったのである。国内線の搭乗手続き締め切りは30分前なので、ここまで早く出る必要はないのかもしれないけれど、余裕を持って行動しておいて損はないだろう。国内線カウンターで搭乗手続きを済ませて、国際線カウンター横のラウンジに入る。係員がチェックした後に搭乗券(バーコードや便名が印刷された感熱紙)をふと見てみると、搭乗者の名前が違っていることに気付いたので、国内線カウンターに戻って再チェックイン。預けた手荷物も大丈夫とのことで、やはり早めに来て正解だったということなのだろうか(^^; ラウンジに戻って一休みしてから、早めに保安検査を済ませて国内線搭乗待合室に進む。

離陸後ベルト着用サインが消えた時も、まだ後方に漢拏山が見えていたが、視界の端ぎりぎりだったので写真には撮れなかった。定刻通りに金浦空港に到着し、手荷物を受け取ってロビーに出た時点でまだ10時前。このままソウル市内に出るには早すぎるので、1階にあった食堂に入って、カルビセッサクビビンバ(갈비새싹비빔밥)を注文。店を出て地下鉄の駅に向かうと、外は結構本格的に雨が降っている。傘はスーツケースの中なので1時間後には止んでいるといいのだけど。

ソウルの地下鉄は乗車システムが全面的に変更され、1回きりの乗車でも切符ではなく非接触ICカードを購入することになっている。このため自動券売機も更新され、5千と1万ウォン紙幣が使えるようになったのが有難い。日本語や英語の画面も選べるようになっているが、日本語表示にしても駅名はアルファベット表記となる。金浦空港には9号線も乗り入れるようになったが、従来からの5号線に乗って、2号線にに乗り換えて三成(삼성)で下車。使用後のカードを改札外の専用機に投入すると、デポジットの500ウォンが返却されるようになっている。幸い雨は上がっていたので傘を取り出す必要はなく、宿も去年と同じなので道に迷うことはなかった。少し早過ぎたかと思ったがチェックイン出来たので、出掛ける前に部屋でしばし休憩。

COEXアクアリウム

午後からの半日観光として、晴れていれば3度目の正直(?)のソウルタワーに行くことも考えていたけれど、今日のソウルは生憎の雨模様。それなら今まで行ったことがない博物館や宮殿にと思って調べてみたら、月曜日は軒並み休館となっている。という訳で近場にある全天候型の施設COEXアクアリウム(코엑스 아쿠아리움)へ。大型ショッピングセンターCOEX MALL(코엑스 몰)にある水族館で、総面積は14,350平米で650種4万匹の生物がいるというから、規模はかなり大きい。順路に従って、韓国、アマゾン、マングローブ、世界の海と進み、海底トンネルを抜けて海洋哺乳類、深海コーナーを経て、外に出るまで1時間以上を過ごす。

ククシと皿餃子

地下鉄を乗り継いで仁寺洞(인사동)に出る。食事にはまだ早かったので、先に「伝統茶院(정통다원)に入って休憩。菓子は売り切れだったため、棗茶(대추차)のみを注文。夕食は小雨の降る中を少し歩いて「チヤボル(취야벌)」へ。3年前に来た時には秋夕(추석)で閉まっていたけれど、場所だけは大体覚えていた。名物の麺ククシ(국시)というのはククス(국수)の方言で、これまた名物の皿餃子(접시 만두)のハーフと一緒に平らげる。今朝は早起きだったので、地下鉄で宿に戻ってから早めに就寝。