2009/10/11(日)

ムラサキシキブ

京阪に乗って枚方で下車し、昼食を取ってから再び乗車。中書島で宇治線に乗り換えて、終点の宇治で下車。宇治に来るのは学生時代以来だから、移設後の宇治駅も初めてである。まずは駅近くの「宇治市源氏物語ミュージアム」まで歩く。博物館の入口にはムラサキシキブが沢山植えられ、紫色の小さな実がずっと連なっている。こういうのを名にしおわば状態(?)というのだろうか。館内で宇治十帖を含む物語の場面を再現した展示や企画展を見学した後、併設の喫茶室で休憩してから次の目的地に向かう。

平等院鳳凰堂

宇治橋を渡って土産店街を通り抜けて、四半世紀ぶりに平等院へ。入口に行列が出来ていたが、券売所が混雑していただけだった。中に入って池の畔を巡りながら、様々な角度から鳳凰堂を眺める。真っ正面から見ると10円硬貨と同じ風景となるが、池の反対側からだと広角レンズでも収まり切らない。しかも夕方前だと思い切り逆光となる。順路に従って博物館に入ると、60円切手にも使われた梵鐘や、鳳凰堂の屋根にあった鳳凰像等が展示されているが、いずれも国宝に指定されていた。帰りは京都市内で夕食を取ってから大阪に戻る。