2010/05/05(水)

テルミニ駅

今日のフライトは午後なので、部屋でゆっくりしてからチェックアウト。曇っていても雨は降っていなかったので、傘はスーツケースに入れておく。そして今日もレオナルド・エクスプレスは、テルミニ駅のずーーーっと奥の方からの発車。フィウミチーノ空港に到着後、シェンゲン・ターミナルに移動してチェックイン。保安検査を済ませて、買い物をしてから共用ラウンジで休憩。そろそろ時間かなと搭乗口に移動したら、機材到着遅れのため出発が約1時間遅れていた。共用ラウンジでも再入場は可能だったのだろうけど、一般待合室の椅子に腰掛けて文庫本を読んで過ごす。1時間経過したところで出発案内を確認したら、さらに1時間遅れていた。それなら食事でもしておくべきだったかなと思いつつ、エコノミーでも機内で軽食が出るのだからと、携行食を囓ってから再び1時間の読書。今度は出発予定時刻に変更はなかったので、搭乗口の前で案内を待つ。

搭乗開始まで少し待たされたものの、全員が揃ってドアクローズとなりやれやれと思ったのもつかの間、機長から長々とドイツ語でアナウンス。続いて英語に切り替わったところで、フランクフルト空港強風のため離着陸が大幅に制限されていて、この便の出発も遅れるということを知る。フランクフルトで乗り継ぐお客様も多いかと存じますが、こういう時は全ての便が遅れるものですから~ってタイミングの問題もあるでしょうに(^^; とはいえ焦っても仕方がないので、座席で文庫本を読みながら状況が変わるのを待つ。スケジュール通りだと乗り継ぎに4時間もあったので、これまで鷹揚に構えていられたが、これ以上遅れるとそろそろ心配かも、と思い始めたところで滑走路に向けて動き出す。スポットでの待機は約1時間だったので、結局3時間遅れで離陸。午前中は曇っていた空も、すっかり晴れていた。

上空に出てチーズサンドイッチを受け取った直後に揺れが来たため、サービスは一時中断となったが、とにかく空腹だったので飲物なしで先に食べておく。暫くしてベルト着用サインは消灯したけれど、北イタリア上空から雲が急に増えて、その後も断続的に軽く揺れる。サービスが一段落したところで機内アナウンス。ボストンゆきにお乗り継ぎのお客様は、明日の便に振替となりました。フランクフルトの夜をお楽しみ下さい~って開き直れってことかいな(^^;;; その他にも一部路線で翌日振替が生じていたようだが、成田ゆきはまだ大丈夫だろう。着陸前に上空で旋回することもなく、約3時間遅れのままフランクフルト空港に到着。

非シェンゲン国からの飛行機が並ぶ駐機スポットに入ったので、シェンゲンエリアまでバス連絡となった。一旦機外に出ると、風の肌寒さに驚く。ターミナルに入ると、待機していた係員から予定通りの搭乗口に行くよう指示を受ける。モニタで確認すると定刻通りの出発となっていたので、ラウンジに寄っている時間はなさそう。出国審査を済ませてから免税店でワインを追加購入して、出発40分前に搭乗口に到着。30分前に搭乗開始となったが、乗り継ぎ客を待ったり、空港混雑のため誘導路で待機したため、1時間近く遅れて離陸。

ビジネスクラスの新サービスも、洋食コースを選択すると従来とは殆ど変わらないことになるけれど、ミニパフェ一種類しかなかったデザートが、ケーキかアイスクリームを選択出来るようになっていたのが嬉しい。とにもかくにも眠かったので、食事が終わるや可及的速やかに就寝。

パトリシア・A・マキリップ「バジリスクの魔法の歌」読了