2012/12/08(土)

富士山

予定を変更して出発時間を遅くしたので余裕があるからと、出掛ける前に読みかけの小説を最後まで読んでいたら、家を出るのが結構ぎりぎりになってしまった。東京駅で駅弁を購入してから、指定の「のぞみ」に乗車。新幹線は発車間際まで車内に入れないので慌ただしく感じるが、そういえば発車までに荷物を整理して着席する必然性はないんだよね。今回は晴れていたので富士山はよく見えたけど、山頂付近に少しだけ雲が懸かっていた。

フランベ

名古屋で下車して、地下道を歩いてホテルにチェックイン。地上を歩くと風が強くて寒かった。部屋で少し休憩した後、地下鉄で栄に出てホテルのティールームで縁会前の宴会ならぬ茶会。メニューを見て目移りしたけれど、オーソドックスにアフタヌーンティーを注文。それ程空腹ではなかったけれど、日本式に量が少なかったので問題なく完食。同行者がフランベなデザートを注文したのだけど、客席のすぐ近くで行う手順が凄くてびっくり。フライパンが炎を噴き上げたかと思えば、オレンジの皮を螺旋状に剥いて掲げ、その全体を青く燃やしたりで、ティールーム内だけでなく、吹き抜けの上階からも注目を浴びていた。

愛知県芸術劇場

開場時間が近付いてきたところで、会場に移動。という訳で2回目の「中島みゆき 縁会 2012~3」は愛知県芸術劇場の大ホール。奥行きが浅く5階まであるオペラハウスみたいな構造。今回の座席は1階の左前方という前回と似た場所だったけれど、左右で聞こえる音に食い違いは生じなかった。終演後は同じ建物の10階にある店で宴会。グラスワインは品種別で、カベルネ・ブランとカベルネ・ソーヴィニョンを注文。グラスもそれぞれ専用のを用いていて、予想以上に美味だった。地下鉄で宿に戻り、日付が変わる直前に就寝。

タニス・リー「土の褥に眠る者(ヴェヌスの秘録3)」読了