2014/02/10(月)

犬田布岬

今日は「雨のち曇り」だったはずが、明日の昼まで雨という予報になっている。だからといって、折角ここまで来て宿でじっとしている訳にもいかないので、予定通り宿を早めに出て南回りの路線バスに乗車。晴れていたら美しいであろう喜念浜の前を通り、伊仙町に入って中心部を通り過ぎ、岬入口で下車。ここから目的地の犬田布(いんだふ)岬までは徒歩40分。平坦な道なので雨が降っていなければどうってことないのだけど、小雨程度だと思っていたら雨風が次第に強まり、傘を差していても足許が結構濡れてしまった。岬の駐車場横に休憩所に屋根が付いていることは事前に確認していたけれど、風を遮る物はない。かといってバス停側には屋根がないので、吹きさらしのベンチで時間調整をすることになるのかと覚悟をしていたのだけど、ちょうど喫茶店が開いたところだったので、これ幸いとコーヒーを飲んで暫く暖まってから、岬の先端までささっと回ってから、再びコーヒーを注文して時間調整をしてから店を出る。帰りは岬から遠ざかるにつれ風雨が弱まっていったので、犬田布騒動記念碑に立ち寄ってからバス停に戻る。

犬の門蓋

同じ方向のバスに乗って天城町に入り、終点の平土野(へどの)で下車。集落を通って橋を渡り、高台に登って30分歩くと、犬の門蓋(いんのじょうふた)の入口に到着。徳之島を代表する風景となっている眼鏡岩がある場所だけど、遊歩道が一部閉鎖されていて、海側を回らないと下に降りられないようになっている。しかし雨に濡れた岩場は滑りやすく、しかも風が吹き荒れているので、さすがに危険と判断して遠くから眺めるだけにしておく。帰りは海から離れても高台にいる間は風が強く、傘が殆ど役に立たない状況になったので、雨がそれ程降っていないのをいいことに走って坂を降りる。

徳之島鶏飯

平土野から空港に向かうバスに乗って、ターミナルの食堂で遅めの昼食。奄美諸島に来たからにはやっぱり食べておかなきゃね~ということで鶏飯(けいはん)を注文。店を出たところで、すぐ後にバスに間に合ったので、そのまま亀津の宿に戻る。まずは暖かいシャワーを浴びて体を乾かした後は、ネットしながら休憩。夜になっても雨が降り続いていたので、夕食は宿に併設のファミレスで済ませる。