2015/08/25(火)

大分県立美術館

台風はすぐ近くのはずだけど、外の音が聞こえてこないのはホテルの防音が良いせいかと思っていたら、朝食会場では東側の窓に雨が叩きつけられていた。単に風向きのせいだったんだね。強風は続いていたけど、雨は朝のうちに止んだので、10時前に出掛ける。路線バスも始発から運転を見合わせていても、徒歩圏内なら問題なさそうなので~ということで大分県立美術館(OPAM)を訪れる。今年4月に開館したばかりの新しい建物で、3階で開催されている企画展「『描く』マンガ展~名作を生む画技に迫る-描線・コマ・キャラ~」を見学。手塚治虫、石ノ森章太郎や最近の有名作家の原画や関連品を展示しながら、描画技術の分析も行っている。隣接会場の日本画を中心とした常設展にも行ってから、館内のレストランで昼食。さすがに台風の影響で、通常よりも1時間遅れて12時からの営業となっていた。

大分市美術館

外に出ると路線バスは運行していたようなので、近くの停留所で中心市街地循環バス「大分きゃんばす」を待つと、ほぼ定刻通りにやって来た。後から調べると10時半頃から運転を再開していたらしい。大分駅上野の森口を経由して丘を登り、頂上にある大分市美術館で下車。バスが動いていない場合は歩いて来るつもりだったけど、丘の上なのでやっぱりバスで来た方がずっと楽である。こちらの特別展は、「水戸岡鋭治デザインワンダーランド 駅弁からななつ星まで」~ということでJR九州の車両や駅をはじめとした各種デザイ画がぎっしりと展示されているが、実物以上にカラフルになっている。大分駅ビルだけでなく、大阪ステーションシティーシティの広場や、春に乗った富山地鉄の「レトロ電車」も氏のデザインだったことを今頃知る。こちらでも現代美術を中心とした常設展を見学してから、バスに乗って大分駅に戻る。台風は日本海に抜けたというのに、列車はまだ運転を再開していなかったので驚く。

駅構内のスタバで休憩してから宿に一旦引き上げる。夜は宿の近くのワインバーへ。ブルゴーニュ推しの店だったので、マコネの白とコートドニュイ付近の赤をグラスで注文。折角なのでブルゴーニュについて聞いてみたけど、やっぱり作り手が重要になるようである。宿に帰ってから確認すると、JR九州も大半の路線が運転再開になっている。明日はほぼ平常通りに戻っているかな。