2015/09/22(火)

石焼ビビンバ

昨日の午後は視界が良かったし、今日も朝から快晴なので、Nソウルタワーを再訪。今度こそ遠くまで見はるかせるかと期待していたのだけど、展望台からの景色はやっぱり少し霞んでいる。それでも一昨日に比べると市街地北辺の山肌とかがはっきり見えるから、視界は良くなっているのかな。早めに南山を降りたら、さすがにケーブルカーは空いていた。そのまま明洞に出て早めの昼食ということで、石焼ビビンバ(비빔밥)の専門店に入る。9年前に来た時と同じ店だったりするが、当時は辛(から)さに耐性がなくてちょっと辛(つら)かったけど、今回は少し辛(から)いかなと感じる程度だった。やっぱりアジア諸国を訪れているうちに、ある程度慣れたようである。

パッピンス

食後は地下鉄に乗って、仁寺洞近くの雲峴宮(운현궁/ウニョングン)へ。小規模ながら19世紀の邸宅がほぼそのまま残されていて、繁華街からも近いので気軽に訪れることが出来る~といってもソウル4度目にして今回が初めてだったりする(以前行こうとしたら休みだった)。続いて景福宮(경복궁/キョンボックン)の東側の三清洞(삼청동/サムチョンドン)を散策した後、細い階段を上って高台にある北村(북촌/プッチョン)の西側に出る。午後になってもずっと天気が良くて、歩いているとかなり暑くなってきたので、途中で休憩することにしていた伝統茶の店では、あずき入りかき氷(팥빙수/パッピンス)を注文。

北山韓屋マウル

元気を取り戻したところで、伝統的家屋が立ち並ぶ韓屋マウル(한옥마을/ハノクマウル)を訪れる。まずは高台から屋根が連なるのを眺めてから、いよいよマウルに足を踏み入れる。坂道に沿って、独特の様式を持つ壁や窓、門が建ち並んでいるのは印象的である。北村八景(북촌팔경/プチョンパルギョン)と呼ばれる名所を一通り巡るため、昌徳宮(창덕궁/チャンドックン)の近くまで足を伸ばしてから、地下鉄の駅に戻る。

梨花洞路上美術館

高低差のある地区を歩いてだいぶ疲れていたけど、まだ夕方前だったのでもうひと頑張り。地下鉄を乗り継いで恵化(혜화/ヘファ)に移動し、東側の高台を目指す。途中で急坂になってもさらに歩き続け、ようやく梨花洞(이화동/イファドン)の路上美術館にたどり着く。傾斜地に密集する住宅街に、壁画やオブジェなどが散らばるアートプロジェクトで、階段にも花や魚が描かれている。そしてこの辺りはソウル城郭(서울성곽/ソウルソンガク)が現存する数少ない場所で、城郭の段差の向こうにも市街地が広がっているのが確認出来る。折角なので外側からも城郭を眺めたかったが、近くには下に降りる階段は見当たらなかったので、そのまま駅に引き返す。

夕食は仁寺洞の韓定食の店に行くつもりだったが、第2候補も含めてまだ時間が早すぎたようだったので、第3候補の食堂に入って餃子スープ(만두국/マンドゥクク)を注文。さすがに歩き疲れて眠くなってきたので、夜は早めに就寝。