2016/02/12(金)

大雪像解体

途切れながらも8時間近く眠ってから起床。今日の午前中は時間に余裕があり、体調も問題なかったので、大通献血ルームで初の旅行献血。待合室からは大通公園が見下ろせる。つくばとはシステムが微妙に違っていて、順番が来たら受信機から音楽が流れ、次に行く場所が表示されるようになっているが、全員同じメロディーなのでどこかで鳴るたびに反応してしまう。採血場所を事前に流しで洗うのには驚いたものの、大まかには同じ過程を経て87回目の献血が終了。大雪像を壊しているところを遠くから見学した後は、札幌駅に向かう途中で「雪印パーラー」に入り、ジャガイモのグラタンを注文。

小樽運河

午後は快速「エアポート」に乗って小樽に移動。行きは指定席を利用したが、小樽到着時に帰りの指定を取ろうとしたら軒並み満席だった。駅前から延びる中央通を歩いて運河地区を散策してから、時間調整のため堺町方面に足を伸ばして、「北一硝子」を見学。今日は昨日よりもさらに気温が上がり、歩道の雪もシャーベット状になっているところが多い。夕方になったところで中心部に戻り、「小樽バイン」で早めの夕食。グラスワインもそれに合わせた料理も、1年半前の前回と同じものを注文。

雪あかりの路

そして夜は、旧手宮線沿いの「雪あかりの路」を鑑賞。昼間に会場を少し覗いたら、気温上昇によって像が少々くたびれている感じで、補修作業も入っていたが、さすがに暗くなるとそういうことは目立たず、蝋燭の灯りに照らし出された雪像や氷像が幻想的な雰囲気になっている。夜になっても気温はプラスのままだったが、足元は滑りやすくなっているので、ここでも慎重に歩を進める。雪像群の中を縫うように設けられた歩道を進み、「手宮線会場」の反対側に出た後は、坂を下って「運河会場」も見学。

駅に戻って頭端式の5番線に向かうと、折り返しの快速列車が到着する直前だったので、程なく車内に座席を確保することが出来たが、発車前にはかなりの混雑となっていた。札幌で下車して歩いて宿に帰り、部屋で航空会社のサイトを確認したら、低気圧の影響で明後日の飛行機は、「悪天候に伴う運航への影響」の表示。最初は新千歳の雪かと思っていたら、どうやら羽田で予想される強風のせいらしい。幸い明日の便には比較的余裕があったので、1日違いの同じ夕方便に予約を変更してから、フロントに旅程短縮を伝えておく。