状況によっては早めに空港入りすることも考えていたのだけど、予定通りの運航となっていたので、チェックアウト後は一旦荷物を預ける。地下鉄でカールヴィン広場（Kálvin tér）に出て、国立博物館（Magyar Nemzeti Múzeum）へ。こちらも撮影は追加料金が必要になっていた。先史時代から現代に至るまで、様々な時代の展示を順に見学。作曲家のリスト・フェレンツ（Liszt Ferenc）のコーナーもあり、最も新しいところでは、冷戦集結のきっかけとなった「汎ヨーロッパピクニック」関連品もあった。一通り見学を終えて、博物館近くの店に入って、ホルトバージ・パラチンタ（Hortobágyi palacsinta）とグラタン風チキンを食べる。
宿に戻って荷物を受け取り、地下鉄３号線でケーバーニャ・キシュペシュトに移動。昼前から暗い雲が空を覆うようになっていたが、乗り換えたバスが発車するころに降り出した雨は、途中で滝のような土砂降りとなったが、空港に到着する頃にはほぼ止んでいた。搭乗手続・保安検査を済ませてラウンジで休憩した後、免税店で買い物をしてから搭乗。機内食が出た時の飲み物は、白ワインを注文したくなるのをぐっとこらえて林檎ジュースにしておく。旅行中はずっとワインを飲んでばかりいたからね。ミュンヘン空港に到着し、出国審査に進んだら列がなかなか進まず30分を要したけど、乗り継ぎに３時間以上取っていたので問題なし。ラウンジで休憩した後、使い残したフォリントをユーロに両替してから、搭乗口に向かう。
乗り継ぎ客を待ったため出発が30分以上遅くなり、上空に出てからもベルト着用サインがなかなか消えなかったので、食事はかなり遅くなってしまったけど、それほど空腹にはなっていなかったので大丈夫だった。やっぱりワインは控えめに泡（シャンパーニュ）と赤（ボルドー）を１杯ずつにしておき。デザートと紅茶が済んだら支度を済ませて、さっさと座席をベッドに変えて横になる。
