2017/04/01(土)

羽田からB767に搭乗。東京を出る時は小雨だったけど、西に向かうにつれ天気は回復し、高台の空港全景を見ながら旋回して広島空港に到着。連絡バスで広島駅新幹線口に出て、ロッカーに荷物を預けてから改札を通過。発車案内を見て可部線列車に乗ったら、新型の227系”Red Wing”だった。

あき亀山駅

広島駅の西隣が新白島駅になっていて驚いたけど、後から調べたらアストラムラインとの乗換駅として2年前に開業していたらしい。横川で山陽本線と分かれ、単線となって太田川沿いに北上。先日まで終点だった可部を過ぎたら、再開業したばかりの区間に入る。可部線の非電化区間だった可部-三段峡間は2003年に廃止となったが、可部からの1.6キロがこの3月に電化区間として再開業。部分的とはいえ、一旦廃止になったJR路線が復活するのは初めてのことで、廃線跡に線路を敷き直したらしい。廃止前は可部の次の駅は河戸だったのだけど、駅としては同じ場所に復活せず、旧駅を挟む形で「河戸帆待川」と「あき亀山」が開業。新しい終点のあき亀山は、島式ホームと留置線があって構内は結構広いけど、駅舎は簡素である。駅前から廃線跡が伸びていて、少し先の方にレールが残っているのを確認。

縮景園

折り返し列車で広島に戻り、南口の駅ビルで遅めの昼食。広島といえばやっぱりお好み焼きかな~ということで数軒並ぶエリアに行ったら、有名店なのか1箇所だけこの時間でも行列が出来ていたが、特にこだわりはなかったのですぐ入れる店を選択。基本の豚玉を注文して、出来立てを食べる。食後は広電を乗り継いで、白島線の縮景園前で下車。電停のすぐ近くの広島県立美術館に入って、「ターナーからモネへ 英国ウェールズ国立美術館所蔵」と所蔵作品展を続けて鑑賞。電停の名前にもなっている縮景園は美術館に隣接していて、100円の追加料金で入園可能となっている。桜はまだ咲き始めだったけど、中には咲き進んでいる木もあったし、今日のうちなら天気は良いみたいなので、シダレハナモモやサンシュユ、ユキヤナギなどが咲く園内を散策。美術館に戻って館内の喫茶店で休憩しようと思ったら混んでいたので、広島駅に戻って構内のイートインで大判焼きを食べる。

ロッカーから荷物を取り出して、呉線快速「安芸路ライナー」に乗車。こちらも227系だったけど、さっきの可部線より1両少ない3両編成なので、車内はかなり混雑している。呉までの停車駅は海田市、矢野、坂、吉浦の4駅だけど、途中に新しい駅が出来ているので通過するのは8駅。呉に到着して駅近くの宿にチェックイン。夜は宿の近くのイタリアン(事前に完全禁煙であることを確認)で夕食。グラスワインは「ヴェルディッキオ」という品種らしいけど、イタリアのワインはよく分からない(^_^;)