2017/08/22(火)

今日は遅めの出発なので、昨日見損ねたジョン・ハンコック・センターからの昼間の景色を見に行くことも考えたのだけど、雨上がりで低い雲が垂れ込めていたので止めておく。両側の駅が少し離れているので、地下鉄を使っても歩く距離がそんなに減るわけでもなかったし。ということで部屋でのんびり過ごしてからチェックアウトし、ブルーラインの地下駅まで直接歩く。最寄の高架駅だと階段しかないため、荷物がある時は少し遠くても歩いた方が楽だったのである。昨日に続いてオヘア空港のターミナル1で登場手続きして、保安検査を済ませる。今日はサテライトからの出発だったので、本館から地下通路を経由して行ったら、改装工事中のため長距離国際専用ラウンジしかなかったので、一旦本館に戻って通常のラウンジに入る。オヘア空港では、国際線の到着は全てターミナル5に集約されているが、国際線の出発は会社によってターミナルが異なり、ターミナル5以外では国内線の出発と混じっているのでややこしい。出国審査という手続きがない米国ならではのシステムということか。搭乗口が離れているので、早めにラウンジを出て、本日3回目となる地下通路を経由してサテライトに向かう。

トロント市街

今日の移動はユナイテッド航空のビジネスクラスだけど、所要1時間の短距離線なので機内食はなくスナックのみ。途中は雲が多かったが、遠くに市街地を見ながらトロント・ピアソン国際空港(Toronto Pearson International Airport)に到着。管制からの規制で出発が40分遅れたが、到着は20分遅れ。空港内の2言語表記(英語とフランス語)に、カナダに来たことを実感。カナダは14年ぶり2回目だけど、昨年から事前の電子申請が義務化されているので、今回は米国ESTAとカナダeTAの両方を事前申請。空港から市内へは、一昨年開業したばかりの連絡列車UP エクスプレス(UP Express)を利用。ガイドブックで往復45ドルとなっていたので、結構高いなと思っていたら、昨年24ドルとほぼ半額に値下げになっていた。値上げでガイドブックの金額より高くなっていることはよくあるのだけど、逆というのは初めて。空港駅を出てから暫くすると在来線に合流し、途中2つの駅に停車してから、終点のユニオン駅(Union Station)に到着。在来線の駅の手前に設置された専用ホームに入るので、降りてから地下鉄に乗り換えるまで結構歩く。しかもユニオン駅は改装工事中のため、一旦外に出なければならないようである。

シカゴの市内鉄道は1回券も含めて全てIC化されていたが、トロントではチャージ式のICカードか、コイン型のトークン、もしくは有人改札での現金払いとなっている。トークンはまとめて買うほど得になるので、滞在中に使用する回数の分をあらかじめ購入。10セント硬貨よりも小さくて驚いたけど、ここまで小さいと現金と混同することはないし、まとめ買いしても嵩張らないのがいい。有人改札で買ったばかりのトークンを自動改札に投入し、1号線に乗車。3つ目の駅で下車して、宿にチェックインすると、ウェルカムドリンクならぬウェルカムクッキーを貰ったので、部屋の簡易コーヒーメーカを使って、携行食と合わせて夕食がわりとする。寝不足続きだったので、夜は早めに就寝。