2018/11/26(月)

朝のカトマンズ

出発は昼前だったので、チェックアウトまでの時間を利用して、名残のカトマンズ市内散策として、到着日に回る予定だったルートを歩く。宿に着くまで時間が掛かったため後回しにしたのだけど、実際問題として初日は土地勘が掴むのに時間を要していたので、結果として正解だったかも。朝のタメル地区はさすがに人通りも車も少なかったけど、もう少し南まで歩くと、野菜の露店などが出ていて、地元の人たちで大にぎわいだった。さらに歩いてダルバール広場を再訪して、一昨日は逆光になっていたような写真を撮りなおす。帰りは別ルートを辿り、「切手になった窓」やカテシンブー・ストゥーバ(Kathesimbu Stupa)を経由して宿に戻る。途中「コインの木」の近くを通ったはずなのだけど、気が付かなかったようである。最終日に「ヒマラヤ早朝フライト」のツアーに参加するという案は、天候等の都合で2時間以上も遅れることがあるようなので断念したけど、バンコクからのジェット機の窓からヒマラヤを確認出来たからよしとしよう。また今回、カトマンズ盆地にある世界遺産のうち、パタンだけ行っていないことになるが、路線バスで行くのはちょっと大変そうだったので、またの機会にということで。

トリブヴァン空港

宿の車で空港入りして、建物の入り口で航空券とパスポートを提示し、手荷物検査を受けた後、搭乗手続きして出国審査。事前情報通り国際空港でも店が少なく、酒や香水を扱う免税店は開店していなくて、曼荼羅や仏像、スカーフ等を売っている土産物屋の他は、旅行者用の軽食店と売店ぐらいしかない。つまりは土産の菓子とかは買えないようなので、乗り継ぎ空港で調達することにしよう。航空会社ラウンジに入ったものの、この後の保安検査場かなり時間を要する場合もあるらしいので、少し休憩しただけで先に進む。保安検査は意外と早く済んだけど、その分搭乗待合室で長く待つことになったのは仕方ない。

タイ国際航空

帰りもタイ国際航空のB777-200に搭乗。離陸後の旋回中に見えたヒマラヤ山脈に別れを告げ、一路バンコクに向かう。機内食はタイ料理とシャンパーニュを注文。思った程辛くなかった。メニューの”winter melon”は冬瓜のことだとすぐわかったけど、”bitter gourd”が苦瓜(ゴーヤー)だというのは実物を見て初めて気付く。飛行機は一旦タイランド湾の上空に出てから、すっかり暗くなったバンコク・スワンナプーム空港に到着。

乗継ぎ検査場を経て、免税店で土産の菓子を購入。タイで買い物をするのは10年ぶりで、レートを知らないまま買ってしまったが、後から調べたら1バーツは大体3円。菓子の値段は思ったより安かった。出発まで5時間もあるので、とりあえず前回と同じ中央にあるラウンジに行こうとしたら改装工事中だった。まだこの時間は出発口が示されていないので、適当に東側のラウンジに入る。ネットに繋いだり持参した文庫本を読んだりして過ごしたが、ずっと座り続けているのも疲れるので、少し早めにラウンジを出ることにしたら、搭乗口が西側でしかも一番奥だった。15分くらい歩いてたどり着いたら、程なく搭乗開始となる。