2019/07/28(日)

ハリウッド大通

意外と寝つきは良かったのだけど、未明に目を覚ましたまま眠れなくなってしまい、結局そのまま朝を迎えることに。朝食の後、ゆっくりと支度を済ませてから、9時前に宿を出る。地下鉄の駅で昨日購入したカードに1日券をチャージしてから、レッドラインでハリウッド(Hollywood)地区に移動。地上に出ると目の前がハリウッド大通り(Hollywood Blvd.)で、スターの名前を刻んだ星印が並ぶウォーク・オブ・フェイム(Walk of Fame)になっている。ガイドブックによると年々増え続ける星印は現在2600もあるのだとか。エル・キャピタン劇場(El Capitan Theatre)やドルビー劇場(Dolby Theatre)を見ながら、TCLチャイニーズ・シアター(TCL Chinese Theatres)の前庭へ。ここで映画スターの手形&足型&サインを探すのが、ハリウッド観光の定番。事前にガイドブックで予習していたとはいえ、朝から大勢の人が手形を探しているので、慣れるまではちょっと見付け難い。それでもマリリン・モンローやジュリー・アンドリュース、スター・ウォーズやハリー・ポッター等も確認出来たところで、近くのショッピングモール「ハリウッド&ハイランド(Hollywood & Highland)」にある「バビロン・コート(Babylon Court)」から丘の上のハリウッド・サイン(Hollywood Sign)を眺める。昨日、着陸前に撮影した写真を最大限に拡大してようやく確認出来たけど、ここだと普通に見ることが出来る。

グリフィス天文台

地下鉄で少し戻って、始発のバスに乗り換えようとしたら、時刻になってバスが来ない。20分経って次のバスの時間になってようやく来たので、朝は運転間隔が違うのかなと後からネットで時刻を調べたら、そんなことはなかった(海外のバス停に時刻表が出ていることはまずない)。住宅街を抜けてグリーク・シアター(Greek Theatre)の前に行くと、停留所に大勢の待ち客がいて、積み残しまで発生。もしかしてパーク&ライドだったのかな。坂道を登り続け、終点のグリフィス天文台(Griffith Observatory)で下車。ロサンゼルス市街地が一望出来る丘は、夜景の名所になっているけれど、昼間に行けばハリウッド・サインがよく見える場所でもある。幾つもの映画の舞台になっているらしく、とりあえず以前機内で観た「ラ・ラ・ランド」が記憶に残っている。天文台は休日で混雑していたので、内部展示をざっと眺めるくらいしにて、市街地のパノラマを見て、カフェで早めの昼食を取っただけで、バスに乗って麓に戻る。

リトルトーキョー

中央駅で地下のレッドラインからゴールドラインに乗り換えようとしたら、ホームが地上にあって結構歩くことになる。新しい路線は地下鉄というよりLRTで、急カーブを2回曲がってから、最初の駅で下車。道路を渡れば、ここはトーキョー、リトル・トーキョー(Little Tokyo)、東京にはないトーキョー。そういったツイートをするためにロサンゼルスに来たと言っても過言ではない。といっても国際線を予約した昨年末の時点では、「夜会」のタイトルだけしか発表されていなくて、ロサンゼルスが舞台になるのかと思っていたら結局違ったのだけど。米国の日本人街としては最大で、日本風だけどやっぱりどこか日本とは違う店が連なるプロムナードを歩き、街路をぐるっと一回りしてから駅に戻る。

ハリウッドサイン

その後はメトロを2回乗り換えてサンタモニカ(Santa Monica)に行くつもりだったのだけど、ブルーラインとエキスポラインは一部区間が工事中でバス代行となっていた。さすがに未明からずっと起きている状態では体力的にキツかったので、パスして早めに宿に引き上げて、一旦休憩してから近くのコンビニで軽食でも買いに行くかな~と思っていたら部屋の掃除がまだ終わっていなかった。仕方がないのでもう少しだけ元気を振り絞って地下鉄の駅に戻る。駅の近くでレストラン街があって、しかも迷わずに行けるから、という理由で再びハリウッドへ。とりあえず写真を取り直すために大通りに出たら、当然ながら朝よりも観光客は増えていた。ショッピングモールで適当に店を探して、ラテン系のファストフード店でハンバーガーを注文。食事時間帯から外れていたけど、注文した直後に団体客が来たので、タイミングとしては良かったかも。宿に帰る途中にふと見上げると、昨日訪れたグリフィス天文台があって、その向こうにはハリウッド・サインも。ここからだと意外と近かったんだ。部屋に帰って今日の写真をアップロードしてから早めに就寝。