2020/09/22(火)

特急カムイ

寝つきが悪い時に限って、朝は早めに目が覚める。朝食後に仮眠を取ろうとしても出来なかったので、そのまま行動開始。予報通り今日のうちは天気が良さそうだったので、札幌駅の券売機で自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)を購入して、始発の特急「カムイ」に乗車。以前は「スーパーカムイ」が速達型だったのだけど、今は「ライラック」との違いは車内設備だけらしい。昨日の快速「エアポート」と同様、発車直後の自動アナウンスで”イランカラプテ(アイヌ語の挨拶)”と言うようになっている。札幌を出て約1時間半で終点の旭川に到着。

北彩都ガーデン

旭川駅は2010年に高架化しているが、それ以降利用するのは今回が初めて。札幌駅と同様、高架化によりホームが繁華街から離れる方に移動しているので、「旧旭川駅中心キロ程」が駅前広場の中に取り残されている。新しく設けられた南口を出るとそこは忠別川の河畔で、再開発事業の一環として「あさひかわ北彩都ガーデン」となっている。駅付近の花はやや盛りを過ぎていたが、川沿いに数百メートル歩くと、ミヤギノハギの群生やガーデンセンターの花壇が花盛りだった。遊歩道の途中に眺めの良いスタバがあったけど、諸般の事情によりパスして、駅構内で駅弁(牛すき重)を買って屋外のベンチで食べる。

上野ガーデン

午後は石北本線の普通列車に乗って、桜岡に移動。牛朱別(うしゅべつ)川を渡り、案内表示に従って歩くと、「上野ガーデン」に到着~と思ったら駅に近い東口は開いてなくて、その奥にある西口に回ることになる。「北海道ガーデン街道」の一つで、丘の麓に英国式庭園が広がっている。色とりどりの花が咲き乱れる園内を、順路に沿って歩いていく。途中で級坂になり、射的山と呼ばれる丘の頂上に出ると、両側に上川盆地の畑地の景色が広がる。園内にはハロウィン向けのディスプレイが各所にあったが、時節柄カボチャで作ったアマビエの姿も。カフェのコーヒーをテイクアウトして休憩しても、帰りの列車まで1時間以上あったけど、なるべく人が多いところは避けたいということで、駅まで歩いて待合室で過ごす。今日の旭川は曇りという予報もあったけど、結局ずっと晴れていた。これで「北海道ガーデン街道」の8つの施設のうち、「紫竹ガーデン」「六花の森」「真鍋庭園」「風のガーデン」「上野ファーム」の5つを訪れたことになる。残るは「大雪 森のガーデン」「十勝千年の森」「十勝ヒルズ」の3つだけど、いずれも駅から10km前後と難関ばかり...

帰りも特急「カムイ」に乗って札幌に戻り、コンビニに寄って軽食を調達。寝不足で疲れていたので早めに就寝。