2021/08/23(月)

ワインの色の表現としては、赤、白、ロゼの他、オレンジワイン(白葡萄に赤ワインの製法を適用)や、フランスのジュラ地方のヴァン・ジョーヌ(産膜酵母の影響による“黄色いワイン”)がある。ただし「オレンジワイン」は最近の造語で、ジョージアでは伝統的に「アンバーワイン(琥珀色)」と呼んでいたらしい。それからセルビア、クロアチア、カタルーニャのように、赤ワインのことを「黒ワイン」と呼ぶ地域もある。さらに実際に程する色でないものの、ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデ(緑のワイン/完熟前の葡萄を使用)や、フランスのロレーヌ地方のヴァン・グリ(灰色のワイン/黒葡萄に白ワインの製法を適用)もある。ということワインを表す「色」としては、赤(黒)、白、薔薇(ロゼ)、橙(琥珀)、黄、緑、灰、になるのか。