2021/12/23(木)

ラッシュのピークが過ぎるのを見計らって家を出て、阪急と環状線を乗り継いで天王寺へ。地下街経由で天王寺公園に入り、少し歩いて大阪市立美術館に向かう。入り口前に列が出来ていたのは当日券用だったので、検温してからスマホでQRコードを見せて入館。大概の特別展は東京開催の方が先なのだけど、「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」は大阪が先行となっている。日時指定の予約制といっても、それなりに混むことを覚悟していたのだけど、平日の朝一番だったせいか、以前なら考えられないくらいゆったりと鑑賞することが出来たので驚く。ティツィアーノ、クラーナハ、ルーベンス、エルグレコ、レンブラント、カラヴァッジョ、ターナー、ルノワールにモネ、ゴッホまで、各作家一点ずつとはいえ錚々たるメンバーの作品の数々。現地には2013年と14年に行って、合計3回入館しているので、今回の作品の一部も目にしている可能性が高いのだけど、なにせ常設展示だけで膨大な数なので、フェルメールの「信仰の寓意」を除いては記憶が定かではない(^^; 有名作家以外で特に印象に残ったのが、「シャルロット・デュ・ヴァルドーニュの肖像」で、売店に複製画があったので衝動買いしたくなったけど、価格を見て冷静になる。残念ながら小さいサイズはなかったし。

ラバーダック

途中のコンビニで軽食を調達し、人通りの少ない場所で食べてから天王寺駅に戻り、環状線に乗って福島で下車。なにわ筋を南に向かい、堂島側に架かる玉江橋北詰に出ると、今日の第2目的であるラバーダックが目に入る。こちらは一年半ぶりの再会となるが、同じ中之島でも天満橋付近だった前回とは場所が異なる。そして真夏だった前回とは気温も大きく違っているけれど、今回も天気が良くて、真っ青な空に黄色の巨体が映えること。前回は川岸に後ろ姿を向けていたラバーダックも、今回は正面を向けているので、違うアングルで撮影することが出来た。

昨日は梅田を出る時点で大荷物となったので、池田駅前の買物は今日することになる。美術館予約の前日にモデムが故障したため、2日連続で大阪市内に出ることになってしまったけど、結果的に用事を分散出来たのでよしとしよう。