2022/01/26(水)

フランス語の"rivière"(川)は(英語の"river"も)、フランス語の"rive"(川岸)と同語源で、元々は「川岸の」という形容詞に由来するのだとか。つまりは「川岸」から派生した語が「川」そのものを表すようになったんだね。なおフランス語の"rivière"は英語の"river"と違って支流だけを指し、海に注ぐ本流は"fleuve"という別の語になる。それなら海に注ぐ前に合流するガロンヌ川は?と調べてみたら、合流するドルドーニュ川共々"fleuve"になるが、合流先のジロンド川は「三角江」なの"estuaire"(英語だと"estuary")になるらしい。逆に海に注いでいれば、短い川でもフランス語では"fleuve"になるらしい。さらに「小川」を表す語として、フランス語の"ruisseau"や英語の"stream", "brook"などがあるからややこしい。