2022/11/19(土)

スペイン語の"pimiento"(トウガラシ)はフランス語の"piment"(トウガラシ)と同じく、ラテン語の"pigmentum"(顔料)が語源で、スペイン語の"pimienta"(コショウ)も同語源となっている。いろいろ調べたところ、飲食物を着色するから〜みたいな記述が見つかったけど、粉末胡椒やチリパウダーを顔料に見立てたということなのだろうか。なおフランス語の"piment"(トウガラシ)は、日本語の「ピーマン」の由来になっているが、フランス語でピーマンのことは"poivron"になる。これは"poivre"(コショウ)の派生語で、イタリア語でも"pepe"(コショウ)と"peperone"(ピーマン)という関係になっていて、さらに"peperoncino"(トウガラシ)が派生している。英語でも"pepper"がコショウ、トウガラシ、ピーマンの総称のようになっているし(トウガラシは"red pepper""chili pepper"、ピーマンは"green pepper""sweet pepper""bell pepper")、日本語でも九州方言では「柚子胡椒」のように「胡椒」がトウガラシを指すなど、コショウとトウガラシは同じような言葉になることが多いようである。

前回は楽天で注文不可だったラジオのテキストが、今回は可能になっていたのですぐに注文。何故月によって出来たり出来なかったりするのだろう。