マッターホルンの麓のツェルマットを流れるマッター・フィスパ川（Matter Vispa）が、ローヌ川の支流だったことを今頃になって知る。下流のフィスプ（鉄道の乗換駅がある町）でローヌ川に合流しているらしい。ローヌ川はスイス南部のヴァレー州東部にあるローヌ氷河を源流とするが、一旦レマン湖に流れ込んだ後、ジュネーブで再び川となって流れ出す。そしてフランスに入ると、山を迂回しながら進路を南に変え、大河となって地中海に注ぐ。という訳で、特に意識はしていなかったけど、同じ水系に上流（2018年のツェルマット）・中流（2000年と2018年のローザンヌとジュネーブ）・下流（2011年のアルルとアヴィニョン）で出会っていたことになる。
今夜のワインはオーメドック第２弾のChâteau Cantemerle 2015年。これもまた、以前は時々飲んでいたけれど、久しぶりとなる銘柄。
