2023/04/11(火)

そういえば「忘れな草」というのは、文法的にいうと破格ということになるのだろうか。口語の“忘れるな(忘れないで)”は、文語では“忘るな”や“な忘れそ”になるはずなので。調べてみると「忘れな草」という名前は、1905年に植物学者の川上滝弥によって初めて訳されたのだとか。一方、「忘れ草」は万葉集にも詠まれていて、こちらはユリ科のヤブカンゾウ(藪萱草)やノカンゾウ(野萱草)のこと。

今夜は熊本ワインの菊鹿シャルドネ樽熟成の2020年。前回このビンテージの写真を撮り損ねたので、今回は忘れずに撮影。