2024/06/09(日)

英語の"raisin"は「干しブドウ」だけど、フランス語の"rasin"は「ブドウの実」なので、「干しブドウ」は"raisin sec"(乾いたブドウの実)と言わなければならない。因みにフランス語で「ブドウの木」は"vigne"で、"vin"(ワイン)と同語源。そういえばフランス語の"herbe"は「草」の意味だから、英語の"herb"(香草)に相当するのは、"herbe aromatique"になると習ったことを思い出した。

クロテッドクリーム

クロテッドクリーム代用第2弾は、オーブンで加熱(110°C80分)した後、冷蔵庫で半日冷やしてから、表層を掬って撹拌。本来の作り方に近いので、スコーンの残りで試してみたら、かなり本物ぽくなっていた。前回の生クリームを瓶に入れて10分振り混ぜる方式は手軽だったのだけど、脂肪分が濃縮される訳ではなく、空気を含ませることになるので、軽くてふんわりした仕上がりになった。それはそれとしてありなのだけど、やっぱりクロテッドクリームとは別物だった。さらに本物に近付けるなら、生クリームを90℃で1時間程度湯煎するという方法もあるのだけど(その後の手順はオーブン使用の場合と同じ)、温度管理が必要になるし、温度計や作業に適した容器を探さなくてはならないので、ちょっと敷居が高い。