今日も荷物をロッカーに預けてから、バスで南郷に向かう。「道の駅なんごう」で下車すると、目の前の茶碗山には、ちょうど見頃を迎えたジャカランダが。道の駅とジャカランダの知名度が上がるにつれ、年々混雑するようになっていたけど、今シーズンは遂に一ハートフルセンターの近くに駐車場を設け、そこからシャトルバスを出して、そのまま丘の向こうの施設まで走らせるようになっている。でも途中のジャカランダも確認したかったので、とりあえず歩いて駐車場から坂道を登る。開花期の週末はここから先、一般車は乗り入れ禁止になっている。斜面の植樹も進み、小さいながらも花を咲かせている木が多くなっている。
そして「ジャカランダの森」に着くと、斜面は青紫色に染まっていた。一時は疎らにしか咲かなくなっていたけれど、最近は寒さ対策をしているとかで、毎年見事に咲いている。いつものように間近から眺めたり、少し離れた場所から見下ろしたりと、様々なアングルで鑑賞。昨日は梅雨の晴れ間で青空も見えていたけれど、今日は朝からどんよりしているのが少し残念。そのまま坂を登って峠を越し、亜熱帯作物支場に出る。
場内にある「ジャカランダの谷」は年々見事になっていて、上から花を見下ろした後、青紫の絨毯を踏みしめながら並木の間を歩く。その先の斜面で咲いているジャカランダを見に行こうとしたら、雨が降り始めたので、少し離れた場所から撮影だけして引き返す。今日は降らない予報だったはずが、朝起きたら“午後から小雨”になっていて驚いたけど、まさか午前中に降り出すとは。少しでも荷物を軽くしようと傘を持って来なかったので、シャトルバスに乗って道の駅の入口に戻る。
当初は例年通りに贄波まで歩いて、住宅街のジャカランダを確認してから次のバスに乗るつもりだったけど、雨は止む気配がなく、小振りになったと思えばまた降ってを繰り返していたので、諦めて道の駅で早めの昼食を取ってからバスに乗る。南郷駅を過ぎて次の大堂津駅前で下車。駅前にジャカランダの小さな木が咲いていたので、それを撮影するのが目的だったりする。次のバスはだいぶ先だったけど、少し待てば列車が来るところだったので、一つ隣といっても少し駅間距離の長い油津へ。荷物を取り出してから宮崎ゆきのバスに乗る。
雨が降るならそのまま空港まで行ってしまうところだったけど、油津から北は降った形跡さえなかったので、運動公園で下車して川沿いのジャカランダを見に行く。ここはいつものように、ぼちぼちといった咲き具合。停留所で40分程待ってから次のバスに乗り、宮崎空港で下車。1階ロビーでネットに繋いだ後、買物と早めの夕食を済ませてから保安検査場を通過。そして2階の共用ラウンジもネットが使えるようになっていたので、本を読んだりツイッターをチェックしたりして搭乗開始を待つ。
搭乗口に着いたとたんに遅れの案内が出るのはよくあるパターン。一旦ラウンジに引き返してから出直す。空路混雑による出発規制により、羽田には30分近く遅れて到着。結果的に最終バスにちょうど良いタイミングとなった。日付の変わる直前に帰宅して、PCも立ち上げずに寝床に直行。