という訳で、朝のつくばエクスプレスで都内に向かう。秋葉原で日比谷線に乗り換えて、神谷町で下車。TXの本数が少なくて選択の余地があまりないため、かなり早めに到着してしまったので、途中で本屋や「KOOTS GREEN TEA」（つくばにもあるけど）に立ち寄ってから、アークヒルズへ。現在「ローズフェスティバル」開催中なのだけど、昨日と今日の２日間だけサントリーホールの屋上庭園を一般開放、ということでやって来た訳である。午前11時開門の10分前には行列が長くなっていたので、早めに来て正解だった。いよいよ開門すると、係員の誘導に従って一番奥の庭園へ。本格的な英国式庭園で、周囲を木々が取り囲んでいるので、その向こうのビル群が目に入らなければ、小さな植物園にいるような感じである。
先程は素通りとなった中段のバラ園を、帰り道に見学。ハマナスやサンショウバラ、ツルバラの他に、イザヨイバラという名前のバラも。なんでも花の一部が欠けているのを月にたとえて「十六夜」と名付けたのだとか。なんと風流なことよ。いとをかし。入口の庭園に戻ったのが30分後。思ったよりも見応えのある庭園だった。逆に広場で開催中のフェスティバルの方は、思ったよりも小規模だった(^^;
麻布十番が近いのでドーナツ屋に行ってみたら、「eat more greens」という菜食の店に変わっていた。昼を過ぎて空腹になっていたので、この出会いも何かの縁ということで、中に入って野菜カレーのランチを注文。続いて地下鉄を乗り継いで大手町に出て、２度目の正直の「DOUGHNUTS PLANT」大手町ビル店へ。オフィス街なので日祝日は休みになるものの、土曜日は営業。"NEW YORK CITY"の名前を冠するだけあって、ドーナツは直径10cmを超えるアメリカンサイズ。何と食べでのあることよ。いとをかし。その店に割引券があったので、そのまま上野に出て「国立ロシア美術館展」開催中の東京都美術館へ。そういえばロシア美術ってあまり馴染みがなかったけれど、結構印象的な絵が多い。サンクトペテルブルクの風景画を見ていると、一度は訪れてみたくなる。「ソフィア・クラムスカヤの肖像」という絵は、「夜会」の一場面を思い出させたりして。売店を見て外に出たら、閉館間際だった。
いつものように銀座に出て「茶・銀座」へ。２階は満席だったので、３階で冷たい抹茶を賞味。こちらも閉店時間となったところで、林檎屋に立ち寄ってから日比谷まで歩いて、某ヅカショップ近くのカレー屋へ。“本格南インドカレー”というので、どのくらい辛いのかと心配したけれど、本日のカレーは激辛という程ではなかった。そういえばこの店の看板って、共食いキャラクターだよね（笑） 締めはコーヒーチェーンのマンゴーなデザートで。帰りは秋葉原で急いだら、つくばゆきの区間快速に間に合った。これを逃すと次は30分後だったから、途中まで座れなくても何のその。
