2011/04/29(金)

大型連休のピーク日の出発となるので、朝一番のバスに乗って成田入り。外貨現金は円高の時に街中で両替したものがあるので、今回は搭乗手続きを済ませたら保安検査に直行。朝早いと出国審査やラウンジも空いていたけれど、暫くするとラウンジ内は混み始めて相席を依頼するアナウンスが頻繁に流れるようになった。

出発時刻の30分前にB777-300ERに搭乗。座席はほぼ定番となっているビジネスクラスの最前列。ほぼ定刻通りの出発で、西に向かう著距離飛行が始まる。今回のボルドーの赤は、クリュ・ブルジョワのCâteau La Lauzette 2007(ACオーメドック)。飲むまでに30分以上待ってみたが、それでもまだ硬さが残っているように感じる。昨年のリニューアルで、ビジネスクラスのデザートが一旦選択制に戻ったものの、結局またパフェ一択になったようである。食後に少し仮眠してから、「英国王のスピーチ(The King's Speech)」を鑑賞。二度目の食事は「ハンガリアン・スープ」というのを注文したが、グラーシュのことだった。着陸が近付いて来たのでシェードを下げると、見覚えのある景色。スカイマップで確認すると、やはりデンマークのシェラン島(Sjælland)とフュン島(Fyn)を結ぶ大ベルト橋(Storebætsforbindelsen)だった。2004年夏に鉄道で往復したのが懐かしい。

パリ・シャルルドゴール空港(L'aéroport de Paris-Charles-de-Gaule)到着は定刻より少し遅れたが、乗り継ぎがないので全く問題はない。荷物を受け取って入国手続きを済ませた後は、前回と同じく観光案内所でパリ・ミュージアムパス(Paris Museum Pass)を事前購入。そして前回と同じくエールフランス・バス(Les Cars Air France)乗場に行こうとしたら、第1ターミナル(Aérogare 1)到着階は工事中で、バス関連施設が見当たらない。ターミナル内に移動していた切符売場で確認すると、下の到着階から乗るとのこと。よく見たらそういう表示も出ていたけど、前回と同じと思い込んでいたから気が付なかった。バス停で暫く待って4号系統(Ligne 4)に乗車し、第2ターミナル(Aérogare 2)の各停留所に立寄ってから、パリ市内に向かう。市街外縁を走る高速道路(Boulevard Périphérique)を降りたバスはセーヌ川(Seine)沿いに進み、最初の停車地のリヨン駅(Gare de Lyon)で下車。

駅前から少し歩いて宿にチェックイン。直行便で到着したので散歩や食事に出掛ける時間は十分あったのだけど、なんだか疲れていたのでどこにも行かず、iPod touchでメール確認だけして早めに寝る。