先々週の沖縄本島に続いて、今回の八重山地方も天気は今ひとつ。まだ体調も戻っていない状態だったので、ツアーは予約せずに石垣党内でのんびり過ごすことに。ということでバスターミナルから空港ゆきに乗って、宮良橋で下車。橋の上から宮良川のマングローブ群落が見られるので、定期観光バスの車窓観光ポイントとなっていて、新空港が出来てからは連絡バスの車窓からも毎回見られるようになったが、ここで降りるのは今回が初めて。橋の北側から於茂登岳を背景とした上流を眺めてから、階段を降りて川の近くまで出た後、橋に戻って南側から海へと続く下流に目をやる。オヒルギは赤い花が目立つし、ヤエヤマヒルギは特徴的な根からすぐに分かるようになっている。橋のたもとのトックリキワタの花も彩りを添えている。
再び空港ゆきのバスに乗って、白保小学校前に移動。郵便局の角を曲がって「白保さんご村」へ。週に一度の日曜市が開催中で、糸芭蕉の葉で包まれた名物「カナっぱおにぎり」を購入。種類が多くて迷ったけど、黒紫米とジューシーを選択。反対方向のバスに乗って石垣市街に戻り、おにぎりを食べた後、離島ターミナルで時間調整してから路線バス吉原線に乗って、市街地を出て暫く行ったところにある自然村入口で下車し、石垣島鍾乳洞まで歩く。駐車場の表示しかなかったので、建物が見えていた方に行ってみたら出口側だった。つまりは「駐車場」イコール「入口」という意味だったようだけど、徒歩の利用者には分かり辛いのでは。2回目とはいっても10年ぶりで、その間に様々な鍾乳洞を訪れたため、前回の記憶はほぼ残っていないに等しい(^^; 順路に従って歩いて大体30分。一部洞内の電飾が観光ガイド等で紹介されているが、写真で見るほど派手ではなく、どちらかというと幻想的な雰囲気。洞内には「全国唯一の水琴窟」という表示があったが、鍾乳洞の中としては、の意味なのかな。
予定より大分早めになったけど、バス停に戻って帰りのバスを待つ。運行本数が少なくて、鍾乳洞の営業時間からすると有効本数は実質1本のみ。ただし川平方面に抜けるのなら、少しだけ本数が増えることになる。バス待ちの間に少し雨が降ってきたので傘を差したが、市街地に戻ると降った形跡はなく日が射していた。といっても宿に一旦引き上げて夕方前に出直すと、通り雨があったらしく地面が濡れていた。夜はいつもの店に行くつもりだったのだけど、予約客のみとなっていた。半年前も行き損ねたので1年ぶりになると思っていただけに残念。代わりにエンダーに行って、その名も「The A&W バーガー」を注文。ルートビアは昔ながらのジョッキ入り。