伊平屋島の見所は昨日のうちに一通り訪れることが出来たので、午前便に乗って運天港に戻る。車で名護バスターミナルに移動し、高速バスに乗って那覇バスターミナルへ。ロッカーに荷物を預けて糸満ゆきのバスに乗り継いだら、那覇高校、壷川を経由して一旦旭橋まで戻ってから、ようやく目的地に向かう89番だった。7年前にも同じ失敗をしているが、ぐるっと一周しても運賃は変わらないのがせめてもの救い。てゆーか、“89番は向かいの旭橋バス停から”と一言書いてあれば15分を無駄にすることもないのだけれど。
糸満バスターミナルでちょうど108番南部循環線に乗り継げたので、思ったよりずっと早く喜屋武(きゃん)に到着。ここから炎天下を歩くことになるが、昨日までの無茶と比べたらまだまだかわいい方である。1時間弱で喜屋武岬に到着し、展望台から海を見下ろす。前回来た時は冬場でどんよりと曇っていたため、海の色も今ひとつだったけれど、今回は夏場の晴天なので文句なしの美しさである。近くの灯台まで足を伸ばしてから、日陰で暫し休憩した後、喜屋武の集落に戻る。帰りのバスは逆回りで、倍以上の時間が掛かったが、暑い中を6km歩いた後なので、エアコンの効いた車内で座っていられるだけでも有難い。やはり運賃は最短経路で決まるらしく、運賃表示は途中で倍以上になった後、終点に近付くにつれ下がっていった。
糸満バスターミナルで89番のバスに乗り継ぎ、今度は旭橋で下車。ロッカーから荷物を取り出して、宿にチェックインして夕方まで部屋で休憩。夜はいつものように「くまのみ」へ。