2014/08/17(日)

国立美術館

デン・ハーグ中央駅から、近郊列車に乗ってアムステルダム中央駅(Station Amsterdam Centraal)に移動。駅前から路面電車に乗って、9年ぶりとなる国立美術館(Rijksmuseum)へ。事前にオンラインチケットを手配していたので、窓口に並ぶ必要はなかったが、開館から既に30分が過ぎているので、既に館内は混雑している。とりあえず最上階まで階段を登って、「栄誉の間(Eregalerij)」にあるフェルメール作品の区画に行く。ここにあるのは 「小路」「牛乳を注ぐ女」「青衣の女」「恋文」の4つで、8年前に来た時に全て目にしているはずなのだけど、「牛乳を注ぐ女」以外は覚えていないので、再び見に来たのである。美術館の建物は10年近くの改修工事を昨年終えたばかりで、前回は仮建屋の小さな部屋に展示されていたように記憶している。例によってフェルメール区画に何度も戻りながら館内を巡り、超大作「夜警」を含むレンブラントやゴッホ等の絵画や、装飾品、食器などのコレクションを一通り見て回った後は、カフェで軽食を取ってから退出。

ローストチキン

続いてゴッホ美術館(Van Gogh Museum)にも行くつもりだったが、場外券売所からして長蛇の列になっていたので、パスして路面電車で中央駅に戻る。午後は前回乗り損ねた運がクルーズというのも考えていたけど、雨が降りだして肌寒くなってきたので、そのままデン・ハーグに引き上げることにする。船は全天候型とはいえ、雨だと景色が霞んでしまうからね。駅の掲示(オランダ語)によると、ハールレム(Haarlem)方面の工事で直通列車が運休しているようだったので、スキポール(Schiphol)で列車を乗り継いでデン・ハーグ中央駅に戻る。宿の部屋で少し休憩してから、徒歩圏内のブラッスリーで早めの夕食。お勧めワインが記載されているメニューに従って、ローストチキンとローヌの赤を注文。