2024/12/12(木)

昔、「サフラン色」というのは花弁の赤紫色だと思っていたのだけど、めしべで染めた黄橙色のことだった。早い話がサフランライスの色である。"violet"や"pink"が花弁の色なので、てっきり"saffron"もそうなのだと思っていたんだよね〜って、"orange"は果実の色だったっけ。因みに英語の"saffron"はアラビア語の"za'farān"が、中世ラテン語、古フランス語を経由して入って来たものらしい。

そういえば日本語では、「藍、紫、茜、紅、茶の他、黄蘗(きはだ)、蘇芳(すおう)、梔子(くちなし)」など、染料に使った植物に由来する色の名前が結構あるよね。一方、色名としての「橙、栗、榛、小豆、小麦」は果実に、「山吹、桃、桜、菫」は花に由来している。少し変わったところでは、「亜」麻は繊維ということになる。日本語の「桃色」は花の色に由来するようだが、英語の色名の"peach"は果実に由来するので、「桃色」に比べると黄色っぽくなるようである。