「千夜一夜(物語)」はアラビア語で"Alf Laylah wa Laylah"と"Laylah"(夜)を2回繰り返すのが不思議な感じがするが、アラビア語では“1001の○○”というのを“1000の○○と○○”と表現するらしい。なので意味としては「千一夜」ということになる。大元はペルシャ語の"Hazār Afsān"(千の物語)だったのが、途中のどこかで1001に増えたらしい。18世紀にアントワーヌ・ガランがアラビア語の写本をフランス語に訳したことで欧州に広まったが、その写本にはあったのは“282夜”の物語で、後から題名に合わせて“1001夜”にするため、物語をかき集めたのだとか。アラジンやシンドバット、アリババの物語も、その過程で付け加わったもので、「千夜一夜」の原典にはなかったらしい。