2004/08/20(金)

朝一番のバスで成田に向かう。次のバスでも十分間に合うはずだけど、特に国際線は早いに越したことはない。都心を通らないルートなので極端に遅れることはないと思っていたが、利根川を渡るところで少し渋滞。といっても到着はほぼ定刻通り。チェックインの後、手荷物検査→出国→両替のコースを済ませてから、ラウンジへ。国際線用だと飲食物が充実しているが、これから機内で飲み食いする訳だから、軽くつまむ程度にとどめておく。時間が来たところでバスゲートへ。ってジャンボ機なのにバス案内はちと辛いかも。タラップで機内に入り、2階席へ。そう、今回は長距離線で初のビジネスクラスだったりする(^o^) といってもエコノミーからのアップグレードなのだが(^^;

さすが新機材だけあって、座席はスーパーシートよりも豪華である(笑) しかも非常口列だから足元もさらに広い。定刻より少し遅れて離陸。安定飛行に入ったところで早速くつろぎモードへ。シャンペンから始まって、アミューズ・グール2品。ここでテーブルクロスがセットされ、オードブル、メイン、デザートと続く。飲み物はプラスチックではなくガラス容器で供され、料理も一品ずつ皿に盛り付けられ順に出て来るので、エコノミーのような慌ただしさがない。食後に仮眠を取ってから、おもむろに映画鑑賞。この機材は全クラスにパーソナルモニターが備わっていて、いつでも好きな映画を見られるようになっているのだが、前回利用した時はその機能が故障していたので今度こそは~という時に限ってあまり見たいプログラムがなかったりする。前作を見ていない「シュレック」をいきなり2作目から見るのも何なので、無難に(?)「ブラザー・ベア」を選択。途中で一時停止や巻き戻しも出来るので、ほとんどホームシアター状態。見終わったところでしばらくぼーっとしていると、気が付けばもう到着前の食事の時間となり、ほどなく着陸態勢へ。

ロンドン市街を眺めながらヒースロー空港に着陸。使用予定のゲートが塞がっているので誘導路で10分くらい待たされる。出来れば乗り継ぎ便を早い方に変更したかったので、到着するやターミナル内をダッシュするが、どうやら相当遠い場所に着けられたようで、乗り継ぎカウンターになかなか辿り着かない。再び手荷物検査を受けてカウンターに駆け込んだ時は出発20分前で、既に搭乗手続きは締め切られていた。本来ならその便に乗るはずだったのが、出発時刻が5分だけ早まったため「最低乗り継ぎ時間(MCT)」を満たさず、遅い便への変更を余儀なくされていたので、現地で交渉すればなんとかなるかと期待していたのであるが、締め切られたものは仕方がない。これで乗り継ぎ4時間待ち&最終目的地深夜到着が確定。成田からの直行便が就航しているのに、ボーナスマイルとアップグレード特典につられてわざわざ経由便を選んだのだから、これくらいは我慢しないと。それでもブリティッシュ航空に乗り継げば1時間早く移動出来たのだが、ターミナルが違うから移動が面倒な上、マイルが積算されないし(^^;

てなわけで空港内のラウンジで時間待ち。共用パソコンはネットに接続されていて、日本語表示も可能だったので、しばしネットサーフィン。ただし日本語入力は出来ないので、発信はアルファベット限定。ようやく出発時刻が近付いたところでゲートに移動。機材の到着が遅れたため機内への案内も少し遅れ、滑走路混雑のため離陸もかなり待たされた。ただでさえ遅い現地到着がさらに遅くなってしまうが、焦っても仕方のないこと。少しの仮眠を取ったのを除けば既に24時間近く起きていることになり、かなーり眠かったので、機内食の時以外は大体眠って過ごしすことに。

定刻よりも30分以上遅れてコペンハーゲン・カストロップ空港に到着。EUの大概の空港では入国もスタンプを押すだけで、税関も免税範囲内ならほぼ素通り出来るので、こういう時は非常に有難い。タクシーに乗って中央駅すぐそばのホテルへ。どうにか日付が変わる前に部屋に入ることが出来たので、何はともあれ速攻で就寝。