2005/09/10(土)

羽田に行く時ももう、渋滞を心配する必要はないので、以前より30分遅く家を出てもまだまだ余裕で空港に到着。地下の書店、1階のATM、3階の書店を巡ってから2階の出発ロビーへ。空弁を調達してからバス連絡で搭乗。

鳥取空港のカウンターで確認したら、やっぱり「鳥取藩のりあいばす乗放題手形」は扱っていなかったので、鳥取駅前のバスターミナルで購入。やっぱりカード型よりも木製かな。砂丘方面のバスの時刻が迫っていたので、宿にはチェックインせずそのまま「ループ麒麟獅子バス」に乗車。砂丘センターで下車すると、外は雨。ありゃ、雨は今夜からだという予報だったのに、って結構降ってきたし。とりあえず展望台から砂丘方面を眺めるが、どんよりとしている。とりあえずリフトに乗って砂丘会館まで移動。各座席に屋根が付ついているので少々の雨では問題なし。

鳥取砂丘

幸い歩いているうちに雨は上がったので、砂丘を歩くのに傘は不要だった。この高低差だと山歩きに近いものね。砂丘を訪れるのは十年ぶりだが、近くで見るとやはり大きい。馬の背の上まで辿り着くと、海側は切り立った崖になっている。砂だから岩山のような危険はないといっても、端まで近付くのはそれなりにおっかなびっくり。帰りは尾根沿いに降りて、馬の背を横から眺め、今度は麓を反対側まで横切って、伏流水が表に出ているところまで行く。海浜性植物の緑に覆われているが、花を咲かせているものは見付からなかった。

砂丘の風紋

帰りは少し遠回りして人の往来の少ないところまで行ってみると、ようやく風紋が見付かった。それでもあちこち足跡が残っているから、風紋だけの写真を撮るのは難しい。くっきりした一面の風紋を見るためには、早朝にでも来なければならないのだろうな。砂丘会館まで戻って休憩しても、まだバスの時間までしばらくあったので、今度は林に沿って散策するとハマニガナを見付けたが、曇天で花を閉じていた。しかし帰り際にハマゴウの青い花を確認することが出来た。以前来た時はコンパクトのフィルムカメラで、砂丘では5コマぐらいしか撮影しなかったはずだが、今回は50コマ以上。撮影ペースの差に我ながら驚く。

土休日だけ東に向かうバスに乗って、ふくべふれあいランドで下車。日本海を眺める展望風呂があり、夕陽や漁り火も見られるそうだが、最終バスは5時過ぎなので車がなければ無理な話(;_;) 駅前に戻って宿にチェックイン。ガイドブックで夕食の場所を探してみたが、駅から遠い高めの店しか載っていなかったので、駅構内で軽く済ませる。そういえば16年前初めて鳥取に来た時も、この店で夕食を取ったのじゃなかったっけ(懐)